どうもカタサンです。
今回10個目の記事なので、スペシャルバージョンでお届します。
内容的にもスペシャルに深いものを取り扱います。
今回は、企業が安全活動に取り組むべき3つの理由についてお話していきます。
なぜこの話をしようと思ったのかというと、企業における安全活動って、もちろん大事なことはみんな分かっているんですが、皆さん忙しいですよね。
そんな中で安全の活動を行うわけですから、時間があまりなかったりします。
生産活動に直接関係のない安全活動に対しては後ろ向きになるわけです。
それでも、必要な場合は限られた時間、お金を使ってもらわなければならない。
そんな時に、安全の担当者は、まず、安全活動を取り組むべき理由を説明する必要があります。
そんな時に、おさえるべきポイントを3つにまとめてみました。
では、行きましょう!
企業が安全活動に取り組むべき理由
最初に結論からお伝えしますと、
まず1つ目は、人道上の理由です。
そして、2つ目は法律上の理由、
最後に3つ目は、コスト上の理由です。
それぞれについて説明していきます。
①人道上の理由
一つ目の人道上の理由についてです。
「正しいことだからやりましょう」ということです。
つまり、人も企業も正しいことをやるべきという理由です。
これは、倫理上や道徳上の社会の共通認識があるためです。
その社会の一部である職場においても、安全な職場は良いこと、正しいことという共通認識があります。
人道主義という言葉があり、人命の尊重を第一とする考えもあります。
企業の社会的責任やサステイナビリティという言葉もあるように、企業は利益で社会貢献をしていた時代から、今後どのように利益を上げるかまでを求められる時代となりました。
そういう観点からも、従業員の安全衛生の取り組みは社会から注目されています。
労働災害が頻発しているような企業は、いくら利益を上げていても、社会的に評価されることはありません。
②法律上の理由
2つ目の法律上の理由についてです。
「法律にかいてあるからやりましょう」ということです。
法の遵守は国民の義務です、またこれは国家権力による強制力が働きます。
労働安全衛生法などには安全に関する規定が定められています。
法律ではありませんが、業界団体の自主規制、社内基準も守るべきルールとして考えるべきです。
皆に主張したい内容が、法律に書いてある場合は、かなり説明が楽になります。
皆に何かを説明する際には、まず法律に書いてあるか、どのように書かれているかを調べることをお勧めします。
③コスト上の理由
最後にコスト上の理由についてです。
「コストを下げるためにやりましょう」ということです。
安全に関するコストは、「直接コスト」と「間接コスト」に分けられます。
直接コストは、安全の維持のためのコストで、安全に関する設備の投資やトレーニングなどがあります。
一方、間接コストは、事故が発生したしたときに必要なコストで、人的・物的損害や、治療費、修繕費、事故調査費、業務停止措置、社会的信用の失墜などです。
間接コストは、企業の存続に影響を及ぼす重大なものになる可能性があります。
間接コストは、事故を起こさなければかかりませんが、直接コストを渋り、何もせずに放っておけば事故発生のリスクが上がり、結果的に間接コストを負担するリスクが上昇します。
企業は間接コストを避けるために直接コストを惜しまないということが重要と言えます。
まとめ
まとめです。
いかがだったでしょうか。
これら3つのポイントを押さえながら、状況に合わせた説明ができるといいですね。
それではアンタマ。祝10記事!
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