どうも、カタサンです。
フォークリフトのキーの管理までは、法律等に明記されておりませんので、悩みどころかと思います。
では、考えてみましょう。
おさえるべきポイントは以下の2点と考えました。
- 逸走防止措置がとれていること
- 無資格者がアクセスできないこと
逸走防止措置がとれていること
逸走防止措置とは、フォークリフトが誤って動いてしまい、危険をもたらすことを避けることです。
これは、運転位置から離れる際に、キーを抜くことで対応可能です。
法律にはそこまで明記されていませんが、もう一つのポイントも考慮するとキーは抜く対応の方がよいでしょう。
無資格者がアクセスできないこと
最大荷重が1t以上のフォークリフトの運転業務には技能講習の修了が必要です。
無資格者によるフォークリフトの運転は、法令違反となってしまいます。
キーの保管場所、管理者を定める等の方法で、無資格者がキーにアクセスできない状況を作ることで対応可能です。
特に有資格者と無資格者が混在しているような職場は必要な対応です。
従業員が気を付けることも重要ですが、無資格者に運転をさせないための仕組みを導入することも検討すべきです。
まとめ
フォークリフトのキーの管理は、以下の2点をおさえて対応すればよいでしょう。
- 逸走防止措置がとれているか?
- 無資格者がアクセスできないようになっているか?
この2点を考慮して、キーを管理方法を検討してみてはいかがでしょうか。
みなさんも一度考えてみてください。
それでは、アンタマ!
参照法令
- 労働安全衛生規則第百五十一条の十一(運転位置から離れる場合の措置)
- 労働安全衛生法施行令第二十条十一(就業制限に係る業務)
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